2015/12/01 | 木質ボイラー導入施設視察について |
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11月30日、静岡県裾野市茶畑にあるスイミングスクール&温泉施設を運営されている
(有)裾野レジャーランド「一の瀬」施設を視察に参りました。
きっかけは、当協会の水源林保全や水源地自地体活性化事業のヒントになる事で、
当協会の連携団体でもあります神奈川県水泳連盟主催の強化合宿を30年前より毎年、
年末に開催されている関係で、水泳連盟の幹部の方からご紹介を受けて実現したのです。
この施設は、スイミングクラブのプールと温泉宿泊施設すべての熱供給を木質ボイラーにて供給していることから、
㈲裾野レジャーランド 代表取締役社長 横山智子社長よりイニシャルコストやランニングコスト、
運営規模や運営経費等を含めて、詳しくお話を伺う事が出来ました。
施設アプローチ 施設の外観 施設フロントロビー
施設フロント前お土産コーナー フロント前 情報コーナー
この施設は、40年前より横山社長のお父様が開業、現在の横山社長体制になり、18年の
月日が経過したとか・・・
現在、従業員70名を雇用し施設の効率を上げる為、マイクロバスが20台程で送迎活動
を展開中との事。
特に、お話の中で木質ボイラーの話が印象的で薪ボイラー導入当時からのご苦労された
事やボイラーは24時間稼働させていた為、薪ボイラーの稼働をする事の人員の問題、
コストの問題、ボイラーが故障した時の問題等、大変、ご苦労された様です。
木質ボイラー RMFチップボイラー RMFチップ燃料
現在は、加熱溶融型燃料化装置(RMF)RMF=Refuse Melted Fuel の燃料を導入し、大変
コスト及び人員問題が解決されているとの事でした。
また、日本テクノのデマンドシステムを導入し電気代を年間、360万円程抑えられている
との事でした。
特に横山社長様がおっしゃられていた、すべては人の人間性がコストを左右されるとの
ご発言が、大変印象に残りました。
帰り道にだいぶ遅い食事を 三 島 うなぎ 「桜 屋」さんで頂戴しました。
時間が遅かった為、お客さんが誰も居ないのがビックリ!!
三島 うなぎ「桜屋」外観 三島は水路の町でした。