2020/02/04 | 「森と水の影祭りin横須賀市水泳学童記録大会」 |
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はじめに、2020年4月の新学期より、全国の65%もの公立小学校で使用
される6年生向け理科の教科書で、我々の活動が向こう4年間紹介される事に
なった件について、文科省、林野庁、神奈川県、横浜市や民会団体、個人を含
む多くの方々へこの場をお借りして、御礼申し上げます。ご協力に感謝いたし
ます。
それでは令和2年2月2日(日)「森と水の影祭りin横須賀市水泳学童記録
大会」での「水源地の森と水を守る」をテーマとしたボランティア活動の中の
一コマ写真です。
今回は、横浜市水泳協会が主催する「横須賀市学童水泳大会」へお邪魔して、
ボランティアを開催して参りました。当日についての説明前に、ボランティア
活動の主旨について少し触れておきますね。
水泳競技は、お水が無ければ成立しないスポーツ競技ですよね。またそのお水
は、水源地の森林メカニズムが無ければ育まれないものであることも森林メカ
ニズムの常識ですね。
そんな水繋がりで、上流地域の水源地の人と下流地域の人の交流もあわせて、
森林メカニズムを伝える活動が、我々の上流域で開催する「山の学校」と云う
授業です。
森と水を守る活動、森林のメカニズムを伝え、学習出来る「山の学校」をPR
する活動が、今回開催した森と水の影祭りと称したボランティア啓発活動なの
です。
現在は、活動への理解度も知名度も少ないですが、我々に出来る具体的な課題
解決活動に理解と協力を頂いた、水泳協会の方々のお陰で、少しずつ活動主旨
に理解を頂ける保護者や学童スイマーが増えてきていますね。
それでは、当日の流れの説明をさせて頂きます。
10:20より大会関係者と参加者250名が集まり開会式が行われました。
奇麗なお水の中でベストタイムが出る事を祈るばかりです。
「森と水を守る啓発活動」
大会レースの合間、学童と保護者が森と水の体験ブースを覗きに来てくれまし
た。こちらの体験ブースでは、流域のエコ輸送の象徴をイメージさせる語り部
JR貨物制服試着体験ブースと、神奈川県南足柄の共和地区より「NPO共和
のもり」による森林の生態系を学習できる展示販売と語り部のブースです。
「JR貨物の制服が着られる体験」と「NPO共和のもり」
こちらは、森と水を守るメカニズムを学習出来る語り部・木製ミニ椅子作りで
す。
水源地の木材を選んで、触れて、組み立てて、森と水の繋がりの語り部より話
を聞きながら木製椅子を組み立てる事で、親子で遊びながら学習効果がもたら
される、優れものブース。
「森と水を守るメカニズムを学習できる語り部・木製ミニ椅子作り」
以上、一般社団法人「全国森の循環協議会」は、元気な森を次世代へ残し、
繋ぐ事をテーマに、具体的な課題解決活動の策として、上流地域で「山の
学校」と下流地域で「語り部・森と水の祭り」の開催を継続して参ります。