活動記録

2019/08/22 令和元年度 第1回道志 「山の学校」
8月22日・8月23日、
今年度1回目で初めての宿泊型「山の学校」が、1泊2日にて
道志村で開催されました。
横浜のスイミングクラブの子供達がバスに乗り、まず訪れたのは
横浜市の水源地で実際に横浜市が管理をしている道志水源林へ。

 
到着すると横浜市水道局水源林管理所長がお出迎えしてくださり、
水源林の散策をしました。
 
そのあとに、横浜市へ道志村から水が供給されるようになった歴史や、
綺麗な水を守るために森の整備をする事の重要性、
間伐が必要な理由、水源涵養についてなど
写真や図、実験を通して学習しました。

 
 

 
森林と水の大切さを学んだ子供たち、森を見ながら
お互いに説明し合い、道志の綺麗な水に実際に
触れて話す姿も見られました。
 

 
その後はバスで移動し、実際の間伐見学と体験を行いました。
 

まずは大径木の伐採を見学。
 
チェンソーの音を初めて聞いて驚く子もいる中、
あっという間に切れていく様子に釘付けです。
 
 

最後に木を倒す場面ではウインチの作業を子供たちが体験。
 
力を込めて動かしていくと
メリメリメリと音がして、木が倒れる様子にその場にいたみんなから
お〜〜!!!と声がでる大迫力。
大木が倒れる現場に大興奮でした。
 
伐採を見学した後は、実際にノコギリを使って小径木の間伐体験。
 

 
まずは倒したい方向に切れ目を入れることなどインストラクターの方より
レクチャーを受け、実際にやってみます。

 
最後はみんなでロープを引っ張り、力を合わせて木を倒します。
 


 
 
小径木とはいえ、高さが何メートルもある木を倒し、
近寄って誇らしげな表情の子供達が印象的でした。
 
 
 
 
 
 
間伐体験を終えて、泊まる宿に移動。
子供たちは疲れることなく、宿に着いてからも
元気に遊んでいました。
 

 
夜はキャンプファイヤーを囲みました。
初めての体験なので、興奮しながら、
木が燃えるパチパチという音やにおい、
火の暖かさを学んでいました。

 

その後、キャンプファイヤーで暖かくなった体を
みんなでスイカを食べて冷やしました。
スイカを食べながら今日1日の楽しかったことや
びっくりした事、明日の楽しみな事を笑顔で楽しく話していました。

 
 
次の日も元気に起きてきて、
朝食をたくさん頂きました。

最後にお世話になった優しい宿の方へ
皆でお礼を言い、記念撮影をして貰いました。


朝から雨が降っていて川には行けませんでしたが、
みなもと体験館さんへ行き、うどん打ち体験です。
皆手を洗い、真剣に説明を聞きました。

 
いざ、うどん打ちに挑戦です。
うまく粉と水が混ざらなかったり、
手に生地が付くのが気になったり、
力を入れて捏ねるのが難しいと言いながら
一生懸命生地を作りました。

生地が出来た後は、
なかなか伸びず協力してのばして、
麺の太さを考えながら、切っていきました。
 




 
茹であがった麺は、流しうどんで食べました。
お家で回る流しそうめんは食べたことがあるけど、
竹の流しうどんは初めてで、
子供たちは普段より沢山食べることができました。


 
流しうどんを食べた後は、
片付けをして、近くのつり橋に行きました。
一度に10人のみ橋に乗れるつり橋で高さが約30メートル
子供たちは怖がりもせず、橋の上を走っていました。

 
少し運動をした後は、木工体験を行いました。
様々な道具や飾りの為の木や木の実など
作成の仕方を学び、木工体験スタートです。
 
 

トンカチで釘を打って、

はんだこてを使い飾りをつけたり、

ペンで色を塗ったりして完成したのが、

木製貯金箱です。
個性豊かに、素敵な貯金箱が沢山出来ました。
1人1人イメージがあり、完成したのを
見せながら説明していました。

最後はお世話になったインストラクターの方々へみんなでお礼を言って
道志村での山の学校は終了。
 
 
今回初めての2泊3日での山の学校では、
参加くださったコーチの方からも、
とても楽しかった。また来たい。
子供たちからも1日目も2日目も楽しかった。
いっぱい木に触れた。などの声も聞かれ、
参加くださった子供にも大人にも有意義な
道志村での体験になったのではないかと思います。
 

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