2018/09/09 | 平成30年度第2回道志「山の学校」 |
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横浜のスイミングクラブの子供達とバスに乗り、まず訪れたのは
横浜市の水源地で実際に横浜市が管理をしている道志水源林へ。
到着すると横浜市水道局水源林管理所長がお出迎えしてくださり、
水源林の散策をしました。
そのあとに、横浜市へ道志村から水が供給されるようになった歴史や、
綺麗な水を守るために森の整備をする事の重要性、
間伐が必要な理由、水源涵養についてなど
写真や図、実験を通して親子で学習しました。
森林と水の大切さを学んだ子供たち、バスへ戻る道中に
「きれいだね」「つめたいね」と
道志の綺麗な水に実際に触れて話す姿も見られました。
その後はバスで移動し、実際の間伐見学と体験を行いました。
まずは大径木の伐採を見学。
チェンソーの音を初めて聞いて驚く子もいる中、
あっという間に切れていく様子に大人も子供も釘付けです。
最後に木を倒す場面ではウインチの作業を子供たちが体験。
力を込めて動かしていくと
メリメリメリと音がして、木が倒れる様子にその場にいたみんなから
お〜〜!!!と声がでる大迫力。
樹齢約60年の大木が倒れる現場に大興奮でした。
昼食を挟んで、今度は2班に分かれ、
ノコギリを使って小径木の間伐体験と間伐材を利用した箸づくり。
まずは間伐体験グループから。
まずは倒したい方向に切れ目を入れることなどインストラクターの方より
レクチャーを受け、実際にやってみます。
最後はみんなでロープを引っ張り、力を合わせて木を倒します。
小径木とはいえ、高さが何メートルもある木を倒し、
近寄って誇らしげな表情の子供達が印象的でした。
次に箸づくりの方は、
木漏れ日の差し込む気持ち良い空の下、ヤスリを使って箸を仕上げます。
始まる前はおしゃべりしていた子供達も一旦ヤスリに取り掛かると真剣そのもの。お話もせず真剣に作成していました。
最後はそれぞれ色をつけたりしながら、オリジナルの箸を作成させていました。
最後はお世話になったインストラクターの方々へみんなでお礼を言って
道志村での山の学校は終了。
今回参加くださった保護者の方からも、
水源涵養の実験や伐採の現場を見るのが初めてで
感動してしまいましたという声も聞かれ、
参加くださった子供にも大人にも有意義な
道志村での1日になったのではないかと思います。