活動記録

2015/03/25 林政ニュース 掲載
林政ニュース 第505号掲載
 
3月6日(金)、先の記事でもご紹介いたしました通り、森の循環推進協議会と山北町のNPO法人共和のもりの役員による交流会が開催されました。
ご出席いただいた林政ニュース様に取材を受け、当日の会の模様が掲載されましたので、皆様にご報告いたします。
掲載内容を下記に記しますので、興味がおありの方はぜひご覧ください。

 
 
平成27年3月25日(水) 林政ニュース
 
◆仮囲い用木質パネルを試作、山北町と連携も―森の循環協
 神奈川県横浜市の不動産業者らで構成している森の循環推進協議会(菅沼等会長、第459・463号参照)が、工事現場などで使われる仮囲み用木質フェンスの開発を進めている。山北町の森林資源を活用するため、横浜国立大学の中尾方人・特別研究教員と共同で試作し、6月をめどに販売を始め、横浜市内を中心に普及を進めていくことにしている。完成品となる木質フェンスは、100mm×15mmのスギの板を横に5枚並べ、つなぎ目に30~50mm×15mmの材を重ねてステープル(U字型の釘)で留めたもの。長さは2000mm。フェンスに小窓を設けて広告収入を獲得するほか、複数回使用した後には木質バイオマス燃料として有効利用することも検討している。
 同協議会は3月6日に横浜市内で役員交流会を行い、木質フェンスの普及方法などについて検討。また、新たに横浜市の水源地である山北町のNPO法人共和のもりと連携して、同町産材の活用や地域おこしに取り組んでいくことを決めた。
 同協議会は、これまでに山梨県道志村産の間伐材を使ったアパートや戸建て住宅(水源シリーズ)を建築してきている。菅沼会長は、「道志村に加えて、神奈川県内の町村ともつながりができた。上流域の森林資源活用をさらに進めていきたい」と意欲をみせている。



交流会で検討した仮囲い用の木質フェンス

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