2014/10/05 | 第24回県学童学年別水泳競技大会における啓蒙・啓発活動 |
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会場の様子
台風18号が近付き、大変な大雨の中、予定どおり水泳競技大会が開催されました。大会には、神奈川県内の各地区を勝ち上がってきた優秀な選手たちが出場しており、過去この大会から何名かオリンピック出場選手も輩出している、とのことでした。会場に着いた時には既に大会が始まっており、熱心な応援の声や、出場を待つ子供たち、応援に駆け付けたご家族の方たちで、会場は熱気に包まれていました。
森の循環推進協議会は、会場入り口を入ってすぐの一番目立つ場所にブースを設置させていただくことができました。
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競技の模様

ブースの準備の様子
実施内容
今回は、協議会の活動のPRするため、横断幕と活動内容のパネルを展示し、チラシを配布しました。また、横浜市水道局よりお借りしたジオラマを使った水の実験を行い、説明を聞いてくれた人に記念品を配布しました。さらに、募金活動を行い、集まった募金を(一社)神奈川県水泳連盟に寄贈し、あしなが育英会の「レインボーハウス」の運営(※リンク)に寄付していただきました。
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(一社)神奈川県水泳連盟 高橋理事長(後列中央)とともに
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パネル展示
そして、水源地(山梨県)の木材を使用した木製のジャングルジム・滑り台を展示し、子供たちに遊んでもらいました。これは、山梨県南都留郡の佐藤工業株式会社が製作・販売しているもので、米ツガや唐松集成材などを用いており、お子様の知育・発達に役立つ遊具となっています。(ご希望の方は佐藤工業株式会社 TEL 0555-85-2323 まで)
会場でも、低学年の子供たちに大変な人気で、多くの子供たちが楽しそうに遊んでいました。
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ジャングルジム・滑り台で遊ぶ子供たち
水の実験および記念品の配布
会場では、11時と14時に館内放送で呼び掛け、水の実験を実施しました。横浜市水道局が製作したジオラマは、手入れしていない山に雨が降ると泥水が出て、整備された山に雨が降るときれいな水が出てくる仕掛けになっています。

ジオラマ:(左)手入れされた山 (右)手入れしていない山
実験では、実際に水を流してデモンストレーションを行い、みんなが毎日プールで泳いでいる水はどこから来るのか、きれいな水を守るためには森を大事にする必要があるという説明を行いました。その後、実際に子供たちにも実験を体験してもらいました。中には、一度説明を聞いた子が、しばらくして友達を連れてきて、自分が聞いた内容を友達に説明している光景もあり、森を守ることの重要性を少しでも伝えることができたと感じました。
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デモンストレーション

熱心に説明を聞く子供たち
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実験をする子供たち
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多くの子供たちでにぎわった
実験に集まってくれた方には、記念品として、横浜の水「浜っこどうし」と山梨県の木材で作った木製グッズをプレゼントしました。木製グッズは、山梨県の木材で作られた、富士山登山に使われる金剛杖のミニチュアです。世界遺産の印がほどこされており、子供たちにも大人気でした。
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木製グッズ
閉会式・募金の授与
閉会式では、皆様からいただいた募金(10,427円)を、(一社)森の循環推進協議会 顧問の狩浦誠志より、(一社)神奈川県水泳連盟 会長の平尾静子様へお渡ししました。募金にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
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閉会式
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募金の授与
今回は手探りでの実施となりましたが、少しでも協議会の活動内容、森の重要性を多くの方へお伝えできたかと思いました。
以上